ニュースリリース
株主・投資家情報
マツダ、第1四半期(2005年4月~6月)の営業利益は前年比14%増の228億円
マツダ株式会社は本日、2005年度の第1四半期(2005年4月~6月)の業績を発表した。 第1四半期の売上台数は27万8千台となり、前年同期比で8%増加した。連結売上高は主にグローバルに需要の高いMazda3が牽引役となり、前年同期比4%増の6,708億円、連結営業利益は14%増の228億円であった。 マツダは減損会計を2005年度の第1四半期に適用した。これによって第1四半期では特別損失212億円を計上し、当期利益は4億円となった。 地域別主要市場における第1四半期(2005年4月~6月)の小売台数は、国内では新型プレマシーの台数増により前年比8%増の6万5千台となった。北米ではカナダが11%増の2万8千台と好調であったものの、米国ではフリート販売比率を削減した結果、7%減の7万1千台となった。欧州ではMazda3が引き続き好調であるが、Mazda5やロードスターの新型モデル導入前の買い控えによる販売減などが響き、全体で7%減となった。 その他の地域では、中国では引き続き好調を維持しており、81%増の3万8千台、オーストラリアでも9%増の1万6千台を販売した。先般4月28日に発表した通り、2005年度の連結売上台数は前年比7%増の117万8千台、連結売上高は同5%増の2兆8,400億円、連結営業利益は同9%増の900億円の見通しである。 連結当期利益は減損会計の導入で第1四半期では減少するものの、2005年度通期見通しは、厚生年金基金の代行部分の返上が認可されたことによる特別利益が見込まれているため、前年比20%増の550億円となる見通しである。 マツダのギデオン・ウォルサーズ代表取締役専務執行役員兼CFOは「第1四半期では再び前年同期の業績を上回る成果を達成することができた。引き続きグローバル市場で新型プレマシーや新型ロードスターなどの新商品の導入をしていく。」と語った。
「決算情報」で詳細を確認する。 |